医療職である看護助手は、制服が支給されるところが多いようですが、介護職の場合は、エプロンはあるものの、服装自由としている事業所と制服を支給している事業所とまちまちです。そのため、制服を支給してくれる事業所なら、仕事で着用する服装で悩むことはありませんが、服装自由としている事業所で働く場合は、服装選びは慎重にしなければなりません。
介護の仕事は身体を使うため、動きやすい服装が適していますが、派手すぎるデザインは避ける必要があります。介護事業所には、傾聴ボランティアや、音楽の演奏をしてくれるボランティアの他、入居者の家族が来ることも多いので、来訪者に不快感を与えてはいけません。各事業所によって服装に対する考え方には差があるかもしれませんが、基本的にはシンプルで、ストレッチの効いた服装がおすすめです。
それから、看護助手も介護職も、ヘアスタイルやメイクにも気を使う必要があります。患者や高齢者の方は、髪色が派手だったり、華美なメイクに嫌悪感を抱く方が少なくありません。ですから、ヘアカラーは黒やダークブラウン系にして、髪が長い方は一つにまとめましょう。また、メイクはナチュラルメイクを意識してください。さらに、ネイルをするときは、ピンクやベーシュなどの薄いカラーにして、ピアスやヘアアクセサリーは控えましょう。職場でもおしゃれを楽しみたい方もいるかもしれませんが、そんな方は通勤時の服装で好きなファッションを満喫してください。